村岡津さんの話の続き

続きです。そのお店は「trico +」。
そこで、ナカムラユキさんと村岡津さんが出会ったのです。
村岡さんにも、あまりお店のことは詳しく伝えず、ユキさんにも村岡さんの詳しいことは伝えず。
でも、ナカムラユキさんは村岡さんのことを気にいった（ケーキの味+本人のキャラ。おそらく、キャラ7割くらいと予想）ようで、村岡さんもイベントを楽しんでくれたようでした。
それから、trico+さんのイベントでたびたび村岡さんのケーキを名古屋からより寄せて出していただけるようになりました。

その後、村岡さんは念願叶い自分のお店を持ち（お店ができるまでのお話は本で詳しく）、私は会社を辞めてミルブックスをスタートさせました。
その２年後（去年の初夏）、いよいよ、2人が約束した村岡さんの本を作ることとなりました。

が、ここで大きな問題が！
村岡さんの日本語、とても特徴的で複雑なんです。村岡語？というんでしょうか。
かなり個性的な文章なので、村岡さんが執筆するのは不可能。
誰か、村岡さんがお店を開くまでを知っていて、村岡さんの無茶苦茶だけどすごく興味深いこの数年を書いてくれる方を探さねば。
そんな人は一人しかいない！そう、ナカムラユキさん。
ユキさんなら村岡さんのがんばりを見ていて、キャラをよく理解し、その個性をうまく表現いただける。しかも、イラストレーターであり、お店のオーナーでもあるユキさんならではの面白い本になるはず！

ちょうど、昨年出したユキさんの「パリ雑貨日記」の発売イベント時にこの本の執筆をお願いすると、嬉しいことに二つ返事で了解いただけました。
もうあとはお任せしておけばいい本ができると確信し、ほとんどユキさんにお任せしてしまいました。予想通り、いやいや予想を遥かに越えた素敵な本に仕上がりました。
詳細はぜひ本をご覧ください。

本、間もなく完成します。
3/3には全国の大型書店に並ぶと思いますので、見かけたらぜひ手に取ってください。
できれば、本屋で読みこまないでご購入いただき自宅でゆっくりお読みください。