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村岡津さんの話 [book]

先日ご紹介したナカムラユキさんの新刊「pieni tytto(ピエニトット)」のお話の続きです。
この本はナカムラユキさんが著者ですが、主人公は「村岡 津(むらおか みなと)」という女の子です。村岡が名字で、津が名前(ちょっと珍しい名前の由来とかは本に詳しく紹介されていますのでご覧ください)。
名古屋でピエニトットというケーキ屋さんをやっています。

なぜ、ナカムラユキさんにこの本を書いていただくことになったのか。ちょっと長いお話になるので、少しずつ紹介させていただきます。

まず私と村岡さんとの出会いから。
今からさかのぼること7年前。
その時、村岡さんは名古屋で洋服屋さんの店員をやっていました。
私は名古屋で会社勤め。希望の職種に就いたはずなのに、思っていた仕事とは全く違い、そのギャップに苦悩する日々を送っていました。

村岡さんとは、共通の友人の紹介で、偶然仲良くなりました。
村岡さんもその時、やりたいことと今の仕事にギャップを感じていたようです。
2人ともやりたいことは何となく見えていたのに、どう行動したらいいかわからない。
そんな状態でした。

村岡さんにも私にも夢があり、その夢(というかこんなことがしたい!というだけなんですが)の話をしました。
村岡さんの目標は自分が作ったケーキをみんなに食べてもらいたいということ。
私の目標は、自分がいいと思ったものをどんな形でもいいので、作品として出して行く仕事をすること。

その時に、村岡さんが自分のケーキ屋を開いたら、そのケーキ屋さんをモデルにした本を私が出すという約束をしました。その時には本当に夢のような話で、実現するとは2人とも思っていませんでした。

それからしばらく後、村岡さんは私よりも一足先に夢を実現させるために、行動を起こしました。
そんな彼女を見ながら、まだどうにも動けない自分をなんとかしないと!と奮い立たせました。
そして、ようやく私も夢の実現のための手段の第一歩を見つけて、行動を開始しました。
それは、私が一目惚れしたイラストレーター(当時はイラストレーターの卵)さんと一緒に雑貨などを作るユニット。

そんな時に、京都でお店を開いて間もない、ナカムラユキさんからあるお誘いを受けたのでした。
ナカムラユキさんとは、その当時、そんなに深い交流はなかった(知人を通じ、挨拶させていただいた程度)ので、そのお誘いにびっくりしたのを覚えています。
ユキさんのお店で、私がはじめたユニットの個展をしませんか?というお誘いでした。

つづく。

↓これが本の表紙、帯付きバージョンです。店頭にはこんな状態で並びます。


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